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シルバーウイングの購入契約にありついたは良いが、
バイクの駐輪場が確保できない。

いろいろ考えた挙句、シルバーウイングの購入契約を解除する為、
バイク屋に向かった。


バイク屋に到着すると、ちょうど店の入り口に店長が
立っていた。

4月15日を納車日として、次に会うのは納車日であるはずが、
突然私が現れたので、どうしたのかという様子。


ヘルメットを脱ぐやいなや、店長に告げる。

『店長に謝らなければなりません。
 シルバーウイングの購入契約を解除しなければならなくなりました。』


特に焦ることもなく、店長は店の奥に招いてくれた。


席に座り店長にそれまでのいきさつを説明した。


店長は、特に困る様子もなく抵抗する様子もなく、全てを聞き入れてくれた。


理由がどうであれ、確実な駐輪場所を確保できないままにシルバーウイングの
契約を進めてしまったことで、いろんな人に迷惑をかけてしまった。

その申し訳なさで一杯だった。


店長は迷惑がるどころか、感謝してくれた。

『契約した当日の話なので、まだ何も動いていません。
 これが明日であれば、ウチの人間(店員)の人件費が発生していたので、
 さすがに違約金をいただかないわけにはいかないところですが、
 今日の今日に来てくれたので、こちらも助かりました。』


違約金は免除してくれた。何も手続きは動いていないので、
当たり前といえばそうなのだが、それでも契約までにいろいろ話をした時間や
契約手続きの時間が台無しになれば店の損失には違いない。

『ただし、ウチの経費にかかった3,000円だけは申し訳ないのですが下さい。
 手付金の10,000円から3,000円を引いた7,000円はお返します。』

違約金が発生してもおかしくないところを3,000円で済ませてくれたのは、
私には有難いとしか思えなかった。


『またいい駐輪場が見つかると良いですね。
 この話は一応契約解除ではありますが、次に来られた時には、
 同じ条件で契約できるようにしておきます。
 当然、その時は今回いただいた3,000円は差し引きます。』


やっとシルバーウイングを手に入れるチャンスを逃したことに
ただただ諦めモードの私。
どうやったら手に入らないシルバーウイングを手に入れれるようになるか、
期待を込める第三者であるカミさんやバイク屋の店長。


一番シルバーウイングが欲しいはずの私が何やってるんだろう。


『ずっと欲しかったんですよね、欲しかったなぁ...』


バイク屋の店長は、それ以上は何も言われなかった。


『もしいい話になったら、その時はよろしくお願いします。』


自分の中でこれぽっちも期待していない期待を見せながら
バイク屋を後にした。


家に帰ると、家族は夕食を食べていた。

隣の個室にこもる。


泣いた。声を上げて泣いた。

子供には聞かれたくないから、布団に顔を押し付けて
思い切り泣いた。


カミさんにバイクを買い換えるよう提案され、
シルバーウイングを買う話が始まったことからの情景が
次々頭に浮かんでくる。


やっとシルバーウイングを手に入れるチャンスを逃した。

それは金銭的なものでもなければ、家族の反対でもなく、
ただただバイクを停めるところがないだけの理由で。

しかもそれは、どこにも書かれていないマンションの規約であり、
ただバイクに興味がないから、世の中に必要のないものであると
片付けられ、それが原因とは限らない駐輪場の飽和問題の
原因に当てつけられ、悪者にされ...。


悔しくてしょうがなかった。


でも今このマンションの住人である以上、今はただ
泣くしかなかった。


その13につづく。


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2013.04.07 / Top↑


いろいろ迷い迷ったあげく、やっとシルバーウイングの契約を
交わせたのは良いが、マンションの駐輪場に停める許可が下りない。

停めるところがなければバイクは所有できない。


契約を交わしたバイク屋が閉店するのは18時30分。


契約書に書かれている契約解消時の違約金を逃れれるのは、
せいぜい当日中の申し出までだろう。


焦りながらも、頭にはネガティブなことばかり浮かんでくる。


そもそも私なんかが所有できるバイクではなかったのだ。

家族に負担をかけてまで大きなバイクに乗る必要があるのか。

サイズアップした大型バイクは通勤に向いているのか。

果たして250kgもあるバイクは乗りこなせるのか。通勤に使えるのか。



心の中には勢いでここまで話を進めてきた自覚がある。

家族の為とは言いながらも、シルバーウイングを購入することでの
恩恵を受けるのは、おおかたが私であることを強く感じている私は、
ここまで話を進めた罪悪感から、どこかでこの話を破談にする
理由を考えてしまっていた。


しかしカミさんの口からは、後ろ向きな言葉はかかってこなかった。


マンションにバイクを停めることができないのなら、
月極駐車場を借りてでも停める場所を確保するしかない。


そうは言ってくれるが、私の頭の中では、ヴェクスターの維持費に比べ、
少しだけ税金がかかって、少しだけ燃費が悪くって、
少しだけ修理や点検の費用がかかって、
そして余計な出費である車検代がかかる。

それでも月あたりに換算すれば1万円に満たないと思っていた。

月極駐車場を借りるとなると、軽く7,8千円から1万円近くかかる。

しかもバイクとなると治安的にも不安である。


そこまで大きな話になるとは思っていなかった。


前向きなカミさんの意見を振り切り、バイク購入の契約を解消する為、
バイク屋に向かった。



その12につづく。


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2013.04.07 / Top↑


念願の400ccのバイクのオーナーになる。

シルバーウイングの契約を終えてバイク屋から
自宅に帰りながらも、まだ今の自分の立場が信じられない。

自動二輪の免許を取得して、20年は経つ。

それはあくまで自分のステータスとして刻む程度のもので、
普通自動車免許だけではない、その特権を最大限に
いかすことは私の人生にはないと思っていた。


あとはマンションの駐輪場の車種変更の手続きが残っている。


私のマンションでは所有する自転車、バイクを駐輪するためには
管理組合の理事長から許可証を発行してもらい、
自転車やバイクに許可証を貼り付けることで駐輪が認められる。

自転車やバイクを買い換えた時には、古い許可証は廃番になり
新しい許可証をもらう事になる。


そして最大の難関、その駐輪場の飽和問題だ。

私のマンションは戸数の割りに駐輪場が狭い。

まあ大抵のマンションやアパートで問題になっていることで、
私のマンションに限ったことではないのだが、
駐輪場の空間の両脇が基本的な駐輪場所なのだが、
その真ん中の通路にも駐輪している自転車もある。

正確には、もっときちんと整理して駐輪すれば、
通路に停める必要はないのだが、みんなそこまでしようとは
しない。

このマンションに入居したときの暗黙の了解で
バイクだけは一番入り口に近い場所をバイク用として
確保してもらい、自転車はそこには停めないようにして
くれていた。

自転車とバイクが混在すると、バイクは熱いマフラーがあるので
自転車を駐輪する時に足が触れたりすると危ないなどの
配慮から、管理人さんが分けてくれていた。

今までヴェクスターを停めていて、まあ原付より少し大きい程度で
あったが、いざシルバーウイングを停めるとなると
ボリュームが違う。

しかし全く停めれないわけではなく、通行の邪魔になることもない。
バイクの車幅は大きくなるが、駐輪できる自転車の台数に
影響をきたすレベルではない。

管理組合の規定や入居者の心得を読んでも、ルール違反になる点は
見つからない。

なんとかなるだろうと思い、理事長の自宅に訪問し、
バイク買い替えの事情を話す。

しかし買い替えるバイクが400ccであることを説明すると、
あっさり断られてしまう。

今の駐輪場の飽和状態を考えれば、常識的に解るだろう、と。

マンションの現在のルールを確認しても、どこにもルール違反には
ならないことを説明しても、そこはモラルの問題としか答えてくれない。


仕方がないので一旦引き揚げることにした。


バイクを所有する者の都合的な表現にはなってしまうが、
先に書いたように、実際に駐輪場の飽和問題はバイクではなく
自転車自身の問題であるところが大きい。

・駐輪場に自転車を詰めたりなど整理して停める気がない。

・駐輪スペースに余裕があっても奥の方だと出しにくいので、
 はなから手前の通路に停める。

・明らかに錆びていたり壊れていたり、長年ほこりをかぶっていて
 普段使用している形跡がない自転車を散見する。
 世間話で住人から小耳に聞いた話では、娘がこのマンションにいた頃に
 使っていた自転車だが、今は結婚して嫁いでいて、ここにはいない。
 しかし自転車を処分するのが面倒で今に至る。

・私が入居して1年目に使用しない自転車を処分するように
 マンション内で回覧が回っていた。
 あとから管理人に聞いた話では、その回覧に従って自転車を処分したのは
 たったの1台だったそうだ。

・1世帯の駐輪許可の台数の制限は今のところない。
 バイクが大きいといっても1台。自転車を何台も所有していても
 バイクはNG。自転車はOKというのは駐輪場の占有面積的にいかがなものか。


ネットでいろいろとマンション、アパートの駐輪場事情を調べてみましたが、
結局はバイクの立場が悪いみたいですね。

あまりたて突いて、家族に迷惑をかけるわけにもいかないので、
ここは素直に引き下がることにした。


しかし、バイクは既に契約していて、4月15日には納車される。

バイクを停める場所はない。
(確実に確認していないのが悪いのだが、まさかNGになるとは予想外だった)


バイクの契約書を見ると、キャンセルの場合は違約金が発生すると
記載されている。

せっかく手にした400ccのバイクに乗るチャンス。

これを逃すと、おそらくもうチャンスはないだろう。

しかしバイクの契約を破棄するなら、遅くとも今日中にはしないと
違約金は免れない。

今日のバイク屋の閉店時間が刻一刻とせまる。


決断に迫られていた。



その11につづく。


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2013.04.07 / Top↑