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今回は、タイトルから少し内容が反れます...

カミさんとバイクでタンデムをするのは、
10年ぶりくらいになります。

付き合いだしたのは社会人になって間もない頃。

その頃はまだ車を持っていなかったので、
親の車を借りるか、
リード90という90ccのバイクに乗っていたので
カミさんとはこのリード90でタンデムしていました。

このリード90というバイク。

決して大きなバイクではありませんが、
よくできたバイクだったと思っています。

原付二種以上を乗るようになってから、
今現在の原付を良く知らないのですが、
当時、原付のフロントショック搭載は珍しいほうで、
歩道の段差に乗り上げるときにはハンドルへの
衝撃が尋常ではなかったものですが、
このリード90は原付二種ならではの豪華さで
トレーリングリンク式のフロントサスペンションを搭載、
リヤのサスペンションもマイルドで
乗り心地はこのクラスでは格別でした。

トランクの容量も大きく、ヘルメットを入れても
後ろに有り余る空間があり、カッパも余裕で
常備できました。

ハンドル下部のグローブボックスの容量も
十分で中の形が良いので、まとまった物が入り、
私は普段カッパは、このグローブボックスに
突っ込んでいました。

シートもなかなか大きくてゆったりしていて、
決して二人乗りをするには広くはないけど、
欲をかかなければ十分な広さでした。

当時はカミさんも会えば少しでも良く見せたいと
お洒落、化粧に力を入れてましたが、
会えばヘルメットをかぶらされ、
夏は暑いし、冬は凍えるし、
雨が降ればカッパを着さされ、
決して良いデートをしてたのかといえば、
ひどいものであったと思う。

そんな話を今でもたまにするが、
カミさん曰くは、それでも会うのは嬉しく、
顔は合わせられないけど、背中にしがみつき、
独り占めにすることができる、
それだけでも当時はうれしかったと言ってくれます。

カミさんとは社内結婚なので同じ会社だけど、
しばらくして私の異動で違う事務所になった。

でも通勤の方向が一緒だったので、
カミさんの事務所に下ろしてから
自分の事務所に向かうこともあった。

とある雨上がりの朝、タンデムで通勤していると
路面に張り出した金属にタイヤを滑らせ、
転倒してしまった。

後ろにカミさんを乗せた状態で。

普通なら自分のミスを反省し、
カミさんの体を労わる言葉でもかけるところだが、
通勤ラッシュで周りには多くの車が走っていて、
一秒でも早く起き上がる必要があったので、
最初にかけた一言が、

『早く立って!!!』

....。

この言葉に私一人、密かに10年苦しみました。

これがカミさんとの最後の二人乗りでした。

それから子供もできて、お互いの生活に
忙しくなり、夫婦二人だけで行動することも
ままならず、バイクのタンデムなんて
絶対ない生活。

カミさん曰く、理由はタンデムする
機会がない、ただそれだけであり、
決してあの転倒でバイクが怖くなったとか、
乗りたくなくなった訳ではないと言ってくれている。

しかし私の中では、あの転倒が
最後のタンデムであったことが、
あまりにも後味が悪かった。

今回のカミさんの介護ヘルパーの実地研修で、
車で送ろうがバイクで送ろうが、
そこまで大きな差が出ると思っていないところも
あった。

でも、今回バイクのタンデムをすることで、
過去のその後味の悪さを上書きしたい、
カミさんがあの転倒を理由にタンデムが途絶えた
訳ではないことを実感したかったのもある。

だから、普通に私のバイクの後ろに乗ることで
話がまとまったことが、私はとてもうれしかった。

その3へつづく


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2013.03.30 / Top↑
今、ウチのカミさんはホームヘルパーの資格取得を
目指しています。

今までは医療事務の資格を取ろうと1年近く、
通信教育をしていましたが、いろいろ思うところが
あったのでしょう。

介護と療育は世間一般的にも一緒くたに見られる
傾向があり、困ることもありますが、
(国の予算を削減されるときとか...)
相手の立場にたち、相手の立場を尊重し、
そのためにあらゆる知識の習得と努力を
必要とするところは、結構私の視点からでも
重なるところはあります。

息子が療育センターに通っているときに、
ただただ息子が通うというだけでなく、
私たち夫婦も療育について深く学ばせてもらったと
思っています。

その培ったものが、カミさんを介護の世界に
呼び寄せたのかも...と私自身は勝手に思っています。

何はともあれ、応援はしていくつもりです。

さてホームヘルパーの研修も1ヶ月間の座学と
シュミレーションの研修を終え、
実際の施設で実地研修に移ります。

実地研修は4日間行い、施設を転々とします。
市内の交通の便の良いところ、悪いところなどいろいろ。

そしてその中の一つが山の中にある施設で、
どうにも交通の便の悪いところで、
交通手段はバスのみ。

しかも1時間以上かかる。

さらにバスを降りるバス停から山の上まで
徒歩で15~20分は歩く場所に施設はあります。

現地の集合時間が朝8時すぎなので、
7時前には家を出ないといけません。

朝の支度で忙しい主婦には過酷な条件であり、
いつもの生活をしていたのでは、絶対に成り立たない。

仕方がないので当日、私は何とか仕事の合間を探して
有給をとり、その施設まで送ることにしました。

施設までの道は、朝は渋滞しやすい道で、
車で行ったのでは、下手すれば間に合わない可能性もあるので、
バイクでタンデムして送れば、信号待ちで先頭に
出れるだけでも少しは違うのではないかという話になり
実際に走ってみないと判らないと言う事で、
今日はリハーサルとして、現地までカミさんを
バイクに乗せて、走ってみることになりました。

バイクはヴェクスター150。

カミさんと約10年ぶりのタンデムです。

まさかそれがカミさんを恐怖に落としいれ、
今のバイク、ヴェクスター150を
手放すことになろうとは...

その2につづく。


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